Saturday, March 30, 2019

チャイナタウンでシュークリーム食べた

やっとニューヨークにも春が来ました。
今日はコートなしでも大丈夫だった。

タイトルの通り、チャイナタウンでシュークリーム食べました。
美味しかった!

Alimama (アリママ?)というお店です。
チャイナタウンの、キャナルストリートから少し南にある、チャイナタウンど真ん中のお店です。歩いていてあんまり楽しい地域ではない。

メインメニューは、シュークリームとドーナッツ。
カウンターに5−6席くらいしかない小さいカフェです。

シュークリームはアメリカだと、クリームパフって呼ばれてます。
シュークリームは基本的に3−4種(抹茶、ハニークリーム、柚子、等)あり、今回はドーナツ食べませんでしたが、Yelp を見たところポンデリングに似たようなモチモチ系のドーナツらしいです。

写真がみっともなくて申し訳ない。
シュークリームはクリームがたっぷりぎっしり詰まっていて、外はサクサクです。
私は抹茶を頼んだのですが、ちゃんと抹茶の苦味もほんのりある美味しい抹茶でした。この抹茶ブームのおかげか、アメリカでも美味しい抹茶味が食べれるようになりました。前は緑で甘〜いだけの抹茶味がほとんどでした。


アリママ

























ドリンクは、アールグレーラベンダーティを頼みました。
ラベンダー入りの紅茶ってたまにあるから、そういうのを使ってアイスにしたものが出てくるかと思ったら、ただラベンダーがぶっ込んであるだけでした。でも美味しかったけどね。




























何よりも、このクオリティで、シュークリームは$4(ドーナツも大体$4くらいでした)、アイスティも$4は安い。チャイナタウンだから?
まだオープンしたてで、これから値上がりしちゃうのかもしれませんが、私の希望は生き残っていただくことです。これからもこのシュークリームは食べたいけど、こういうお店ってなかなか続かないんだよね。

アッパーウエストにあったビアードパパってどうなったんだろう?


にほんブログ村 海外生活ブログ ニューヨーク情報へ

にほんブログ村 美術ブログへ

美術館・ギャラリーランキング

Friday, March 29, 2019

Joakim Ojanen @The Hole NYC

また偶然、すごく面白いものを見ました。

現代美術、セラミックでは少し名の知れたJoakim Ojanenを見に行ったのです。
1985年、スウェーデン生まれの作家で、今もスウェーデン在住。
かなりパワフルなセラミックと、ペインティングも見れます。奇妙でグロテスクなんだけど、キッチュ。


Joakim Ojanen


























Joakim Ojanen

























てっきりOjanenがメインかと思ったら、Ojanenは一部屋のインスタレーションのみで、他のスペースがもう一人の作家、David Bradleyの展示になっていました。
これが、本当に面白い作品・空間でした。

1979年オーストラリア生まれのDavid Bradley。私は初めて見ましたが、オーストラリアではもちろん、アメリカやヨーロッパの美術館のコレクションに入っているほど実績あるアーティストみたいです。
展示のタイトルは「Search History」。


David Bradley



















デジタルプリントなのかな?っと思ったら、


David Bradley


























テキスタイルだったのです。
デジタルでつくったプリントを、ジャガード織りにしてストレッチャーに張っています。
しかも、インスタレーションで使われているライトの色まで配慮されていて、ホワイトボックスでデジタルプリントのペインティングを見る、ということの一歩先をいく展示でした。

インスタレーションの風景は、ぜひThe Holeのウェブサイトで見てみてください。

久しぶりにバワリーのエリアに行きましたが、暖かくなったからなのかホームレスの数がすごくて驚きました。誰かにちょっかい出す訳じゃないのですが、集団を見るとこの街は大丈夫なのか心配になってしまいます。


にほんブログ村 海外生活ブログ ニューヨーク情報へ

にほんブログ村 美術ブログへ

Thursday, March 28, 2019

Unio Mystica - 高野綾 @Perrotin

ローワーイーストサイドのペロタンに立ち寄ったら、高野綾の展示がやっていました。
見逃さなくて良かったー!もっと注目されてもいいアーティストです。

ただ、
Aya Takano's exhibition contains some mature content and may not be suitable for minors. Viewer discretion is advised.
大人向けなので気をつけてね、ということです。


高野綾


















高野綾


ぱっと見は、ただ可愛い画なのですが、よく見るといろんなことを想像できる。
構図、内容、色使い、光の加減まで、計算され尽くされた画。
ポップなんだけど中身はダークなところばかり。

久しぶりにこんなに長く見ていたい画でした。


にほんブログ村 海外生活ブログ ニューヨーク情報へ

にほんブログ村 美術ブログへ

Wednesday, March 27, 2019

ポール・プレツァー @Marc Straus


























またチャイナタウンにあるギャラリーです。
2014年に始まったMarc Strausというインターナショナルを売りにしているギャラリーです。
若手だけでなく、長い間ギャラリーなどから注目されていなかったアーティストを見せる、ということもしているそうです。掘り出しモノに会える可能性ありです。

今、このギャラリースペースの1階でやっているPaul Pretzer、全て不気味でした。
1981年エストニア生まれ、ドイツで活動しているアーティストです。
全オイルペインティング。



















































にほんブログ村 海外生活ブログ ニューヨーク情報へ

にほんブログ村 美術ブログへ

美術館・ギャラリーランキング

Tuesday, March 26, 2019

Thomas Barrow, Stylistic Drift @Derek Eller Gallery

Thomas Barrowの個展見てきました。

1938年カンザス生まれ、ノースカロライナ州で活動しています。
中堅作家っていうのでしょうか。もしかしたら大御所。

ミディアムはフォトグラフ。
コラージュをして、色もつけて、ちょっと立体感もある。
フォトグラフとも言えるけど、ペインティングでもありスカルプチャーでもある。

最初金継ぎと似てる?っと思ったけど、繋ぎ方はそんなにデリケートではなく、ホチキスとボンドでべったりと貼ってあります。




























にほんブログ村 海外生活ブログ ニューヨーク情報へ

にほんブログ村 美術ブログへ

Sunday, March 24, 2019

バスキアをイーストビレッジで

3月にイーストビレッジにオープンしたばかりの、The Brant Foundation Art Study Centerに行って来ました。

無料です!
ただオンラインで事前にチケット予約が必要です。こちらのリンクで。

3月24日現在、全てソールドアウト(無料なんですけどソールド)ですが、Waiting Listに登録しておくと、空き次第Eメールが来るそうです。

実は私が2週間前くらいにチケット予約しようと思ったらどの日程も売り切れになっていたのでWaiting List登録だけしておきました。
そしたら5日後くらいに「チケット追加されました」というEメールを受け取り、すんなりチケット取れちゃいました。しかも私が今日行った時間帯はもっと人数入れてもいいんじゃないかな、っというくらい結構空いていました。



バスキア
























The Brant Foundationとは、コネチカット州のグリニッチをベースとした団体で、現代美術の教育と繁栄をモットーに活動されています。
ブラント家は元々、新聞・メディア系ビジネスでお金持ちになったそうです。

マンハッタンのイーストビレッジにオープンしたこのビル、見ての通り窓が大きく、外光がいい感じに入るし、天井は高いし、贅沢です。


バスキア




















1階から4階が展示スペースになっているのですが、バスキアで一杯でした。
一気にこんな量のバスキアを見たのは初めて。


バスキア
























このドア、バスキアが住んでたアパートのドアとかなのかな?


バスキア























バスキア




















バスキア

























あのゾゾの前澤友作のコレクションもありました。
Yusaku Maezawa Collection, Chiba, Japanとの表記。
123億でしたっけ?
だとしたら、この絵は今回の展覧会では小さい方だったので、この展覧会の総額いくらになっちゃうんだろう。保険料だけ考えるだけでゼロの数が・・・

既にご存知だと思いますが、バスキアはブルックリンで生まれ育ち。
イーストビレッジに住んでいたこともあり、このイーストビレッジの新しいスペースでの展示にバスキアが選ばれたそうです。

2019年5月15日までです。
観光でニューヨーク来られる方も是非。

にほんブログ村 海外生活ブログ ニューヨーク情報へ

にほんブログ村 美術ブログへ

美術館・ギャラリーランキング

Saturday, March 23, 2019

Sebastian Errazuriz - NASA協力のパブリックアート

Sebastian Errazurizというチリ出身、NYベースのアーティスト・デザイナーのインスタレーションがローワーイーストサイドで一般公開中です。









































NASAのサテライトを使用して、リアルタイムで地球の映像が見れます。
地球は青い。blu MARBLEと名付けられています。

場所は、159 Ludlow Street。隣は1ドルピザ屋です。

このインスタレーションで自分のちっぽけさを実感。
幼い頃から、地球とか宇宙とか考えると私の生活、私の人生って何なんだろうって変なループにハマるので考えないようにしています。


にほんブログ村 海外生活ブログ ニューヨーク情報へ

にほんブログ村 美術ブログへ

美術館・ギャラリーランキング

Friday, March 22, 2019

Feels Good - Austin Lee @ジェフリーダイチ in Soho

待ちに待っていたオースティン・リー の個展、 Feels Good見てきました。
ソーホーにあるJeffrey Deitchのギャラリーにて。

3−4年前にどこかのギャラリーで見かけて以来、インスタグラムでも追っかけしてました。
2013年にYale School of Art卒業。最近の現代美術家ではよくある、エリートです。




















































ポップアートの中のポップアートですが、フォトショップなどデジタルメディアを使用しつつ、エアブラシでペイントもしています。
今回の個展では、3Dモデリングソフトを使って作成した立体作品もありました。

今まで見た作品は、比較的小さいペインティングが多かったので、こんな大きいものばかり見れて幸せでした。





















インスタグラムでもよく見ているのですが、彼のスタジオに来た人のポートレイトを作っていて、その作品たちも2階にありました。
いつか私の顔を描いて欲しい。


にほんブログ村 海外生活ブログ ニューヨーク情報へ

にほんブログ村 美術ブログへ

Thursday, March 21, 2019

イチロー引退。孤独。

イチローが引退。
私、野球もサッカーもフットボールも、スポーツはほとんど興味がないのですが、それでも流石にイチローは好き。おそらくみんなのスーパースターだから、こんな私でさえイチロー好きになったのだろう。アンディ・ウォーホル効果です。

イチローの引退の会見、彼の泣きそうな顔見て私まで泣きそうになった。
私ってなんて薄っぺらい人間なんでしょう。

その会見の最後の言葉。
「アメリカに来て外国人になったことで、人の心を慮ったり、人の痛みを想像したり、今までなかった自分が現れたんですよね。孤独に立ち向かっていく。そのことはすごく人として重要なことなんではないかなという風に感じています。」

この言葉は、アメリカだけでなく、外国に住んでいる人からはかなり共感が得られるのではないでしょうか。
日本でそのまま暮らしていても、人の痛みくらい想像するけど、度合いとか想像する角度とか、全く違うんです。あのイチローですら孤独に立ち向かっていた。

私は好きでニューヨークに住んでいますが、果てしない孤独に立ち向かっていく感覚、それから得られる違う自分、凄くわかります。日本に一時帰国後は本当に家族・友達が恋しい。
もちろん、日本にずっと住んでいても孤独感じるけどね。





























写真は、昨年の夏にロックウェイビーチで見た草間彌生のインスタレーションです。
とても暑かった日、インスタレーションの広い倉庫は冷んやりしていて、写真見ただけでもあの気持ちよさを思い出します。


にほんブログ村 海外生活ブログ ニューヨーク情報へ

にほんブログ村 美術ブログへ

美術館・ギャラリーランキング