Thursday, March 21, 2019

イチロー引退。孤独。

イチローが引退。
私、野球もサッカーもフットボールも、スポーツはほとんど興味がないのですが、それでも流石にイチローは好き。おそらくみんなのスーパースターだから、こんな私でさえイチロー好きになったのだろう。アンディ・ウォーホル効果です。

イチローの引退の会見、彼の泣きそうな顔見て私まで泣きそうになった。
私ってなんて薄っぺらい人間なんでしょう。

その会見の最後の言葉。
「アメリカに来て外国人になったことで、人の心を慮ったり、人の痛みを想像したり、今までなかった自分が現れたんですよね。孤独に立ち向かっていく。そのことはすごく人として重要なことなんではないかなという風に感じています。」

この言葉は、アメリカだけでなく、外国に住んでいる人からはかなり共感が得られるのではないでしょうか。
日本でそのまま暮らしていても、人の痛みくらい想像するけど、度合いとか想像する角度とか、全く違うんです。あのイチローですら孤独に立ち向かっていた。

私は好きでニューヨークに住んでいますが、果てしない孤独に立ち向かっていく感覚、それから得られる違う自分、凄くわかります。日本に一時帰国後は本当に家族・友達が恋しい。
もちろん、日本にずっと住んでいても孤独感じるけどね。





























写真は、昨年の夏にロックウェイビーチで見た草間彌生のインスタレーションです。
とても暑かった日、インスタレーションの広い倉庫は冷んやりしていて、写真見ただけでもあの気持ちよさを思い出します。


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