Tuesday, April 30, 2019

アイデンティティって。 @Jack Shainman Gallery

チェルシーのJack Shainman GalleryにてPaul Anthony Smithの個展を見て来ました。

1988年ジャマイカ生まれ、2010年カンザスシティアートインスティチュート卒業、ブルックリン拠点で活動中。
まだ若いアーティストです。




ミディアムは写真を使用。この白いパターンは、何か針のようなもので引っ掻き傷をつけています。








アメリカでのブラックナショナリズムの先駆者であるWilliam Edward Burghardt Du Boisや、フランスのフランツ・ファノンの思想をリファレンスに、アフリカ系移民の文化を中心に、植民地や移民によってできた複雑なアイデンティティがネタになっています。


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Saturday, April 27, 2019

アベンジャーズ・エンドゲーム




観てきました。

遂にアベンジャーズ、このシリーズ最終章だそうです。
アベンジャーズの新作が今週末に始まるっていうのは知っていたのですが、
友人に全て任せていたので、最終章っていうことに映画館に着いてから気づきました。
エンドゲームだもんね。なんか寂しいな。

映画館激混みだった。

この映画って、日本でも人気なのでしょうか?
アメコミ代表だし、俳優も人気ある人ばっかり使っているから世界で人気なのかな?
私はスカーレット・ヨハンソンの映画は欠かさず観てますので、アベンジャーズも観ているっていう、アメコミはそこまで興味はないのです。


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Friday, April 26, 2019

Jia Aili @ガゴシアン


また、ガゴシアンです。
NYだけでもこんなに色々やっているのに、これが世界規模なんだから。
社員って何人くらいいるんだろう?
最近、オーナーのラリーガゴシアンがアートアドバイザリーの会社を新しく設立するってニュースが出て来ましたが、もしかしたらギャラリーでお金を儲けるってもう難しいのかも。ガゴシアンは何でも出来るんだろうけど。





Jia Ailiという1979年中国生まれのアーティストです。
中国の美術ではニュージェネレーションって言われる世代です。

中国で美術の学校を出ているらしいですが、NYにもスタジを構えていて、
この10年間の作品が見れました。

大きいし、忙しい絵です。面白かった。






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Wednesday, April 24, 2019

Alicja Kwade 巨大インスタレーション



303ギャラリーでやっているAlicja Kwadeというベルリンで活動しているポーランド人のインスタレーションです。
人の大きさと比較すると、どれだけ大きいかわかるかと思いますが、もしも倒れて来たら命の危険があるくらい。








しかも、このアーティストの作品、メトロポリタン美術館のコミッションで、野外屋上でも作品が見れます!
毎年やってるあのやつです。


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Tuesday, April 23, 2019

HELPP @マリーブーンギャラリー

タイトルを何となくカタカナでMary Boone と書きました。
このチェルシーでの展覧会もこれで最後になるそうです。

Julia WachtelのHELPPという展覧会です。









これが最後なんて、
本当に、質のいいというか、大物アーティストももちろん持っているのですが、これから注目されるだろうアーティストもたくさんプレゼンしているので、とても残念。






しかもほとんど売れてるー!
残り1点のみAvailableです。


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Sunday, April 21, 2019

篠原有司男 @Gallery Onetwentyeight

ローワーイーストにある、Gallery Onetwentyeightってご存知でしょうか。
日本人が1980年代に始めたギャラリーです。NYにいる日本人ならみんな知っているのかも。

そこで、あのギューちゃんこと、篠原有司男の個展です。
今週の水曜に見て来ました。ご本人もいました。
篠原有司男さんは、とてもオープンな性格で誰とでも話してしまうナイスな方なので特別かもしれませんが、こういう個展に本人がいるっていうのはどうなんでしょうか。売るっていう意味で。アーティスト本人がいない方がギャラリーは売り易いんじゃ無いかと思うんですよね。









何も売れていなかった。
最も売れて欲しいアーティストです。こんなに有名だし。
でも売れたら売れたでキャラクター変わっちゃうのかな、とも思います。


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Saturday, April 20, 2019

アーティストになるために by Jerry Saltz

昨年末に出た、ニューヨークマガジンという雑誌で、「How to be an artist」という記事がありました。あの有名なアート評論家、Jerry Saltzによるものです。
とっても面白かった。
彼はこのネタで本を出す予定らしいです。




簡単に訳すと、こんな感じ。

1. 誰でも最初はアマチュアなんだ
アーティストとしての心構えが必要。恥ずかしがらず、自分のストーリーを伝えられたら、何でも面白くなるのです。真似することから始めたっていい。理解されるようなことをわざわざ作る必要もない。とにかく制作する。キャリアにしたいなら、夢に出てくらい働かないと。

2. はじめ方
鉛筆から始めたらいい。もしも文字を書くことができるなら、ドローイングだってできる。鉛筆と紙を持ち歩いて、形や線を書いて、スキルを磨け。「スキル」の意味もアーティストによってそれぞれ違うものだから、とにかくアイディアを表せるように、そして感情も含むことができるようにする。

3. アーティストのように思考することを学べ
直球にコミュニケーションを取るアーティストはいない。アートは見るだけのものではなく、アートによって戦争だって起こりうる。主題と内容の違いを理解して、最初は主題をみて、そのあとは主題を見えないように内容を理解する。例えば、1960年代に真っ白のキャンバスというだけのペインティングを作ったRobert Rymanにおいて、何でRymanはこんな絵を描いたのか、この絵とアーティストの関係は?この時代にこのペインティングはどう見られていたのか?何が他と違うのか?クラフトとスキルについて、アーティストはどう考えているのか。どのアートも誰かに作られたものなのだから、どんなアートにも作り手のアイデンティティがある。

4. 美術の世界に入るために
貧困になるだろうという現実を受け入れ、成功とは何か、ということを自分で決める。アーティストとしてのキャリアを作るためには、12人のみ必要なのだ。それは、1人の良いディーラー、5−6人のコレクター、2−3人の評論家、1−2人のキュレーター。自分に忠実なアーティストステイトメントを書く。

5. 美術の世界で生き残るために
存在を残すために、オープニングやイベントには参加しよう。コミュニケーションなしでアーティストにはなり得ない。もちろん直接の会話がいいが、地方に住んでいるならオンラインでだっていい。批判やネガティブな評論にだって耐えなければならない。批判を糧に、自分が合っているということを証明しなければいけない。

6. 銀河のような脳を得よ (以下、英文コピーです)

  • What You Don’t Like Is As Important As What You Do Like
  • Art Is a Form of Knowing Yourself
  • “Artists do not own the meaning of their work.” — Roberta Smith
  • All Art Is Subjective
  • You Must Prize Vulnerability
  • Be Delusional


アーティストのための記事ですが、どんな人生にも当てはまるような教訓ばかりです。

この評論家のジェリーソルツ(ロベルタスミスはジェリーの奥さんです)、若い時は美術史のインストラクターやトラックの運転手苦労して美術の世界で成り上がった方なのでこんな記事かけちゃうのかな。



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Friday, April 19, 2019

ジュリアン・オーピー @Lisson Gallery

チェルシーでジュリアン・オーピーの新作見て来ました。
24ストリートLisson Gallery で4月20日まで。

こういうのがサラッと見れるのがニューヨークに住んでる利点かも。
これくらいしかないのかも。








私は人間関係で悩んだことはほとんどないのですが、というか、あまり深く考えないタイプなので、人より悩みが少ないのかもしれないです。
今職場で、あからさまに嫌な顔をして働いている人がいて、原因はあの人であるとあからさまなので、周囲も周知。これからどうなるのか、私が何を出来る訳ではないのですが、ただただ心配です。


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Wednesday, April 17, 2019

ミズマキップスワダギャラリー

チャイナタウン(ローワーイーストとは言い難いです)にある、日本のギャラリーに初めて行ってきました。
Mizuma, Kips & Wada Artという名前が長めのギャラリーです。

JM Haessleというニューヨークで活動しているフランス人アーティストの展覧会です。





4月21日までです。
プレスリリースと一緒に、プライスリスト置いてありました。
価格が公開しているギャラリーって最近少ないのですが、私は出来るだけ価格を伺います。


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