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Saturday, May 4, 2019

David Driskell @DC Moore Gallery

アフリカンアメリカンの中ではまあまあ有名なDavid Driskellの個展です。
調べたら、David Driskellがもう87歳。

5年前と比べたら、値段が急騰しています。
これからもっと上がっちゃうのかな。











チェルシーエリアのビルの3階に入っている、DC Mooreというギャラリーでした。
いつもとても質の良い展示をしている中堅ギャラリーです。
今回の展覧会も、美術館レベル。

なぜかこのビルの中で中年の日本人4、5人が休憩していて(休憩スペースは無いのに無理やり)、日本人としてなんか恥ずかしかったです。気を付けよう。
チェルシーって休憩できるところが無いので気持ちはわかるんだけど。


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Tuesday, April 30, 2019

アイデンティティって。 @Jack Shainman Gallery

チェルシーのJack Shainman GalleryにてPaul Anthony Smithの個展を見て来ました。

1988年ジャマイカ生まれ、2010年カンザスシティアートインスティチュート卒業、ブルックリン拠点で活動中。
まだ若いアーティストです。




ミディアムは写真を使用。この白いパターンは、何か針のようなもので引っ掻き傷をつけています。








アメリカでのブラックナショナリズムの先駆者であるWilliam Edward Burghardt Du Boisや、フランスのフランツ・ファノンの思想をリファレンスに、アフリカ系移民の文化を中心に、植民地や移民によってできた複雑なアイデンティティがネタになっています。


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Thursday, April 11, 2019

最後の展覧会?Mary Boone Gallery

小さいピザ1ホールを食べきるところでした。
ストレスでやばい。薄いピザだっただけが救いです。もう気持ち悪い。

ニューヨークのあの5番街と呼ばれるど真ん中の、Mary Boone Galleryへ行ってきました。
この前ブログで書いた脱税問題のギャラリーです。
これで最後になってしまうなんて、本当に残念。

ルイヴィトンのビルのと、バーグドルフメンズ館(って呼んでるのは私だけです)の間のビルの4階になります。
立派な入り口。






















Derrick Adamsというニューヨークベースの若手アーティストです。
今回のNew Iconという展覧会ではペインティングのみですが、映像やパフォーマンス、インスタレーションと幅広く活動しています。
Pratt Institute、コロンビア大学卒業しているハイプロファイルアーティスト。








































今回もアイデンティティに直球です。


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Sunday, March 10, 2019

アーモリーショーへ行ってきた The Armory Show

毎年恒例の The Armoryへ行ってきました。
とにかくどデカイ!
10年前くらいに初めて行った際は、アーモリーショーにいる!という興奮で、全部回らないと!!!!っていう意気込みでしたが、もうさすがに学びました。
行きたいブースを5、6個絞ってその周りを攻める。あとは行きたいブースに行く途中にふらっと寄ったらいいんです。

Pier 92の入り口正面には、
Pascale Marthine Tayouというカメルーン出身のアーティストの作品です。
インスタバエ。



























プラスチックバッグを使用した特大のインスタレーションです。

ローワーイーストサイドにギャラリーを持つ、Richard Taittingerのプレゼンです。
タイッティンガーと言ったら、割と有名なシャンパンの家族。その息子がニューヨークで現代美術のギャラリーをオープンさせたのです。アフリカや南アメリカのアーティストを中心に取り扱っています。

そして、以下はACA Gallery (The American Contemporary Art Gallery)という長い歴史のあるアメリカの現代美術ギャラリーのブースです。
Faith Ringgoldのキルト!ペインティングもいくつかありました。
そしていくつか売れていました。

今のアメリカのトレンドの一つとして、アフリカンアメリカンアートとか、Black Artとかって言われるカテゴリーがあり、とっても熱い(値段高騰中)。

Faith Ringgoldは昔から人気がありますが、今は更にね。
自分で学んだキルトの作品が有名です。
白人至上主義であった60年代アメリカで、彼女はコツコツ、時には過激に活動。
ホイットニー美術館前でデモを起こしたことでも有名です。

タイミング良く、私がブースに行った時にはご本人が在籍中。
ギャラリーの人に囲まれていたし、恥ずかしくて声かけられませんでした。
キラッキラのムートンブーツを履いているおばあちゃんでした。



























その他、色々見ました。
3時間くらい滞在したけど、本当に疲れた。

















































上は、ジェフリーダイチのあいウェイウェイ。


そしてこの下の写真、
生きた蜘蛛を含む作品です。
Martin Rothという確かイギリスのアーティストによる作品で、Donald Juddというアメリカのコンセプチュアルアーティストにインスパイアされて作った、とのことですが。
どうなの?





























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Sunday, November 15, 2015

Jordan Casteel @Sargent's Daughters


チャイナタウンにある、サージェントズドーターというギャラリーにて、ジョーダンキャスティールの個展が開催中です。



















こんな感じで、アフリカ系アメリカ人のポートレイトが集められていました。
ニューヨークを拠点に活動しているキャスティールさんなのですが、今回の個展での絵たちは、彼女の双子の兄や、従兄弟などを描いたものになっているそうです。

まだ30代前半のキャスティールさんですが、2014年にイエール大学を卒業し,
スタジオミュージアムインハーレムでもレジデンスを行い、完璧なキャリアをスタートさせているようです。




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Wednesday, July 22, 2015

草間彌生にジェイコブハシモト

白髪一人だけでなく、クリスティーズのファーストオープンは注目作品がたくさんあったのですが、少しご紹介。

こちらの草間彌生のフルーツという作品、あのオールデンバーグの様なソフトスカルプチャーのようなものたちと、バスケットがすべて金色で塗られております。80年代のものなのかなーっと思ったら、1998年から。モマにある白いボートの様なソファのような作品と同じシリーズでしょうか。
エスティメイトは$50,000-80,000。ニューヨークにあるRobert Miller Galleryという中堅ギャラリーを通って今回売られることになったみたいです。


























Ruth Horwichコレクションからも今回のファーストオープンで売られているのですが、このルースさんのコレクションがすごい!
ルースさんは、去年亡くなられたアートコレクターなのですが、シカゴにある現代美術館の役員や、シカゴの文化を支えてきた一人だったのです。中でも、アレキサンダーカルダーや、アンディウォーホルなど、大人気の現代美術作品をたくさん持っていたみたいです。


























ジェイコブハシモトは、名前からもわかる様に、日系アメリカ人の美術家で、最近とてもホットです。コロラドで生まれ、シカゴの大学へ行き、今はニューヨークで活躍する若手?の美術家です。今ではMary Boone Galleryに所属しているみたいですが、将来が楽しみです。

Romare BeardenやWanguchi Mutuなど、ニューヨークならではの今注目の作品たちもございます〜。























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Tuesday, June 23, 2015

もう終了済み…Beacoup Humidity by John Isiah Walton


6月の初旬に見たジョンウォルトンの個展@ウィリアムズバーグの小さいギャラリー、その名もP339。もう展覧会は終わってしまったのですが、一応覚え書き程度に…

Walton-exhibition
























ベッドフォードアベニュー沿いにあるギャラリーP339ですが、インディペンデントな匂いたっぷり、でも展覧会の質はとっても良い、見逃してはもったいないギャラリーです。元々は韓国のルーツをもったギャラリーなので、少し前は韓国系の美術展覧会が多かったのですが、今年からは少しづつ変化していくそうです。


このジョンウォルトン(John Isiah Walton)の個展は、P339でのアフリカンアメリカンアーティストをシリーズにした第三弾目でした。フリーキュレーター、アドバイザー、ライターであるディエゴコルテッツ(Diego Cortez)が全てをまとめておりました。


1985年ニューオーリンズに生まれ、今もそこで活動中のウォルトンですが、彼の描くポートレイトは彼の見る人種と階級を表しております。人種と階級”というと、前にもここで書いたJacob Lawrenceや、Hank Willis Thomasも同じ様なことを元にして表現しているのですが、ウォルトンが使用している知性に富んだアイロニーは、Hank Willis Thomasが表す政治的に正しいトピックを、リチャードプリンスが使用する様な、政治的に正しくないユーモアを使用して構築されています。

なんだか意味が分かりそうで分かりませんが、Hank Willis Thomas もリチャードプリンスも、世界的に有名な現代美術作家で、歴史に残るだろうアーティストたちですが、ウォルトンは、現役のアーティストを引用しているかの様な、未来を行く作家なのではないでしょうか?



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Saturday, May 30, 2015

暑い。暑過ぎる。


只今、モマで開催中のJacob Lawrence のMigration Seriesの展覧会は、とってもおすすめ。
私てきには、ビョークやヨーコオノよりも面白かったです。

Jacob Lawrenceは、マンハッタンのハーレムで活躍していたアフリカンアメリカンアーティストの代表的存在。1950年には、アメリカにはヨーロッパ、アフリカやキューバなど様々な国からの移民がやってきました。その中でも、マンハッタンのハーレムには、アメリカ北部南部から、アフリカ系の移民が集まり、その当時の社会問題や人々の生活を描いたシリーズがMigration Seriesとなっています。ジェイコブローレンスが見ていた光景、歴史を見られるチャンスです。

こちらアッパーイーストも暑くて暑くて、アイスクリーム食べ放題状態です。
明日お腹壊しそう。



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Sunday, May 24, 2015

Kehinde Wiley @ブルックリン美術館

キヒンデワイリーの個展 New Republic@Brooklyn Museum、今日までだったので、ギリギリ見て来れました!予想通り、評判通り、とっても良かったです。美術史が重視してきたところ、軽視してきた所、そして社会と美術の関係が反映しているような展示、というかワイリーの作品たちでした。
Kehinde Wiley、日本語だとどのように発音したらいいのか正確にはわからないのですが、アフリカの名前みたいです。ニューヨークを拠点に活躍している、カリフォルニア生まれのアメリカ人アーティストです。彼の父親が、ナイジェリア出身なので、アフリカの名前をもらったらしいのですが、その父親とは一緒に過ごすことなく育ち、彼が20歳のときにナイジェリアで再会したそうです。
イェール大学ファインアーツ出身の、いわゆるエリート。


こちらのペインティング、あのマイケルジャクソンが、キングフィリップIIと化しているのですが、マイケルジャクソンといったら、(元?)黒人ポップスター、セレブリティ。そんな彼が普通に歴史絵画に入り込んでいることで、見る人たちにいろんな問いかけが出来るのではないのでしょうか?

スカルプチュアからペインティングまで、大きな作品が一度に見ることができました。

ワイリーの主な制作プロセスとしては、"street casting"が有名で、その名の通り、道で越えをかけてモデルになってもらうように頼み、ヨーロピアンを始めとする有名な傑作といわれている絵画と一緒のポーズを取ってもらい、写真にとり、それを彼の作品にとりこむのです。
面白いところが、主題となる人たちの服や靴が、ジャージやスニーカーというまさにストリートギャングっぽいところ。その人たちが、宗教画などのよく教科書で見る様な柄や模様で取り囲まれているところです。

この展覧会の始まりには、
"Painting is about the world we live in. Black people live in the world. My choice is to include them. This is my way of saying yes to us. -Kehinde Wiley"

とあるのですが、その通り、もしも「美術史」を学んだ人なら分かるように、ルネッサンスに出てくるポートレイトはほぼ白人。黒人は存在しなかったのか?Excludeされてきた人やモノや価値観を、アップデートして変えていこうという現代美術。

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