話題のグッゲンハイムの展覧会に行ってきました。
Hilma af Klint というスウェーデン出身の女性の個展です。
1862年生まれなので、1890年頃から活動していた作家です。
見ての通り、19世紀の作品とは思えない、ポップな抽象画で、ソフトな色合いが多い中、描かれているものは力強い。
こういう絵を黙々と書いていたらセラピーになりそうな気がする。
この作家、スピリチャリズムとTheosophy(というキリスト教の一部)にかなり影響を受けており、教会のための作品シリーズをThe Paintings for the Templeと呼んで作っていたこともあるそうです。
グッゲンハイムにも沢山ある、あのカンデンスキーとか、モンドリアンに似ているけれど、そういう時代より20年以上前の話なのです。
しかも、af Klint自身で、こういう作品が理解されるには時代が追いついていないから、死後20年間は一般公開しない、と周りに頼んでいたそうです。
もちろん彼女がまだ生きている時も、ほとんど一般に公開はしていなかったそうです。
このコンセプトすごい面白いけど、なんか胡散臭い。
↑色々なタイプの絵画がある中、Color theoryを元にしているシリーズを紹介します。
Johann Wolfgang von Goetheというドイツの学者が書いたTheory of Coloursという本の内容に影響されて書いたもので、
青と黄を基本にして、青は女、黄は男。
青は暗闇から現れ、黄は明るみから現れる。それらが合わさりグリーンとなる。
青は卑劣で、黄は神的存在。
過激ですね。1880年代のお話です。
この展覧会は、アメリカ初のaf Klintの個展らしいので、ぜひマジカルな世界を楽しんできてください。
Hilma af Klint というスウェーデン出身の女性の個展です。
1862年生まれなので、1890年頃から活動していた作家です。
見ての通り、19世紀の作品とは思えない、ポップな抽象画で、ソフトな色合いが多い中、描かれているものは力強い。
こういう絵を黙々と書いていたらセラピーになりそうな気がする。
この作家、スピリチャリズムとTheosophy(というキリスト教の一部)にかなり影響を受けており、教会のための作品シリーズをThe Paintings for the Templeと呼んで作っていたこともあるそうです。
グッゲンハイムにも沢山ある、あのカンデンスキーとか、モンドリアンに似ているけれど、そういう時代より20年以上前の話なのです。
しかも、af Klint自身で、こういう作品が理解されるには時代が追いついていないから、死後20年間は一般公開しない、と周りに頼んでいたそうです。
もちろん彼女がまだ生きている時も、ほとんど一般に公開はしていなかったそうです。
このコンセプトすごい面白いけど、なんか胡散臭い。
↑色々なタイプの絵画がある中、Color theoryを元にしているシリーズを紹介します。
Johann Wolfgang von Goetheというドイツの学者が書いたTheory of Coloursという本の内容に影響されて書いたもので、
青と黄を基本にして、青は女、黄は男。
青は暗闇から現れ、黄は明るみから現れる。それらが合わさりグリーンとなる。
青は卑劣で、黄は神的存在。
過激ですね。1880年代のお話です。
この展覧会は、アメリカ初のaf Klintの個展らしいので、ぜひマジカルな世界を楽しんできてください。
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