Tuesday, August 18, 2015

Storylines @グッゲンハイムニューヨーク





















アッパーイーストサイドに用事があったので、軽い気持ちでグッゲンハイムに寄ってみました。Storylinesストーリーラインズ、という、グッゲンハイムのコレクションから選ばれた展示がやっていました。

この、イタリアンアーティスト、マウリッツォカテランによるピノキオが、水に浮かぶインスタレーションから始まるこの展示、2000年代の現代美術を追うことができます。2000年以降って??って感じですが、そう、まさにバラバラなのです。この展示のウェブサイトによると、1960年代70年代は、minimalismミニマリズム。だいたいの現代アーティストは、ミニマルなペインティングやスカルプチャーをつくっていたのです。そして、1980年代には、ポップや抽象的なものがはやっており、それは、印象派などの1920年代につなげるような、見返すようなスタイルが目立っていたのです。そうなると、1990年代に起こることといったら、もうバラバラ。アーティストそれぞれにアイデンティティーがあり、政治観、宗教観、家族観まで、人それぞれ。それぞれに物語をつくって語っているのです。100点以上の作品が一気に展示してあり、一つ一つの作品は何もつながりが無いようでいて、でも、時代を代表するような作品が選ばれています。

面白かった!





















見渡す通り、如何にもコンテンポラリーアートな展示でした。




















現代美術の象徴の様な、マシューバーニーからはじまり、
サイモンフジワラ、グレンライゴン、キャサリンオーピーなどなど
市場で取引の多い、おなじみのアーティストばっかりでした。もちろんグッゲンハイムですからね。

ただ、私の気になったところが、このタイトルのフォント。
いつもフォントなんて気にもしないのですが、このタイトルのフォントが、壁の説明書きのアーティスト名にまで使用されていて、とても読みにくかった。イラっとしませんか?
























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