Saturday, May 11, 2019

美術館みたい、クリスティーズ

春のオークションの時期がやって来ました。
今ニューヨークでは、近代美術(Impressionist and Modern Art)のセールの前なので、レビューを見て来ました。

大物ばかりで、ちょっとした美術館よりクオリティ高いです。
モディリアーニ(Modigliani)の Lunia Czechowska。1919年のペインティング。
予想額、$12 Million - $18 Million 。




今回のセールの中でも、大注目されているのが、
このセザンヌのフルーツ画。
予想額も、公表されていません。Estimate on Request。





日本人の奥さんを持つ、バルテュスも。
予想額$12 Million - $18 Million。
そもそもこんな大きいBalthusあまりセールに出ませんし、しかもこの画は2013年のメトロポリタン美術館で開催されたバルテュスの展覧会の代表作の一つ(カタログの表紙)だったのです。





もちろん、ピカソも。
$7 Million - $10 Million。
大物ありすぎて、感覚が麻痺してきちゃいます。買える訳でもないのに、$1ミリオンくらいの画って安く見えてきちゃいますし。




ダリもありました。
ただの偏見なのですが、普段あまり美術を見たり考えたりしない人ってダリ好きな確率高い気がします。ダリってもちろんどんな美術の教科書にも載っているしダリにインスパイアされてデザインされたような商品ってありふれてるからなんですかね?

























モダン部門だけでもすごい数でしたが、現代美術(Post War)同時にプレビューしていたので、また次回。

プレビューの期間、前はだいたい5日とか7日くらいでしたが、最近2週間前からプレビューやってたりするんですよね。
パブリックの目を気にしているんでしょうか。

展示の仕方も美術館?って思わせることが増えてますし。


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