モマは近代美術の歴史を作ったと言われる美術館(セザンヌではじまる常設展は、近代美術史のモトとなっているのです)ですが、もしもニューヨークに住んでいるのならば、金曜夕方は近づいてはいけない時間帯です。
今はユニクロのスポンサーにより、4時からタダで入れるのですが、もーーう、混雑がピークです。大人通常$25もかかるので、タダは魅力的ですが、あんなに混んでいたら病気になりそうです。
たまたま金曜の夕方、お仕事が早く終わり、5番街にいたので、ついモマに行ってしまったのですが、、、、
見たい見たくないは考えず、人の少ない場所へ自然と行くこととなりました。
ええ、外庭のスカルプチャーガーデンです。
暑い日でしたが、人から逃れるにはもってこい。そして、こちらの彫刻、仮面をかぶっているようですが、近づいてみると、、
蜂の巣が頭にできていて、生きているミツバチが群れているのです。
2012年にモマが購入したこちらの作品、フランス人作家のPierre Huygheによるもので、ミツバチと人類の関係、ミツバチが群がるように、人間も群がって政治をし、社会をつくっている、という作品です。彫刻にミツバチをつけることで、ミツバチが人間の頭脳の延長になっているかのよう。
セイヨウミツバチは、人口飼育が可能なので、こんな作品もできてしまいますね、なんて。全く関係ないです。
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