先週ニューヨークでは新しいホイットニーがオープンということで、賑わっておりました。(インターネット上で)
混雑のなか美術館に行くのはもったいないので、少しその熱が冷めたら伺いたいものです。
ローワーイーストサイドにある、サロン94という現代美術のギャラリーに行ってきました。ニューミュージアムのすぐ隣、地下に入ると白い空間が広がっております。
Francesca Dimattioという、ニューヨークを拠点に活動しているアーティストの個展だったのですが、この写真だけでは伝わらない、細部がとっても面白い作品でした。
素材はポーセリンなのですが、ヨーロッパ調のシャンデリアであったり、ウェッジウッドのポーセリンを使用しています。それと同時に、キッチュな大量生産のガラスの花瓶が入っていたり、セラミック/焼き物の歴史を行き来しているような、作品になっております。
ドメスティック”ということですが、ドアノブや花瓶、テーブルや椅子の脚は、家の中にあるものから、型がとられています。そういう家の中のものは、歴史の中では、フェミニンに捉えられ、美術館にある「彫刻」とは別にカテゴライズされてきました。そういうヒエラルキーの下に見なされてきたものたちを、今、彼女は再度、彫刻にし、その順位をひっくり返そうと、もしくは順位そのものをなくそうとしているのではないのでしょうか?
現代美術ならではの、歴史、美術史を考え直す展示となっております〜
Francesca Dimattioという、ニューヨークを拠点に活動しているアーティストの個展だったのですが、この写真だけでは伝わらない、細部がとっても面白い作品でした。
素材はポーセリンなのですが、ヨーロッパ調のシャンデリアであったり、ウェッジウッドのポーセリンを使用しています。それと同時に、キッチュな大量生産のガラスの花瓶が入っていたり、セラミック/焼き物の歴史を行き来しているような、作品になっております。
ドメスティック”ということですが、ドアノブや花瓶、テーブルや椅子の脚は、家の中にあるものから、型がとられています。そういう家の中のものは、歴史の中では、フェミニンに捉えられ、美術館にある「彫刻」とは別にカテゴライズされてきました。そういうヒエラルキーの下に見なされてきたものたちを、今、彼女は再度、彫刻にし、その順位をひっくり返そうと、もしくは順位そのものをなくそうとしているのではないのでしょうか?
現代美術ならではの、歴史、美術史を考え直す展示となっております〜
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